顧問医の意見書を添付した異議申立により非該当が覆り後遺障害12級を獲得して1000万円の賠償金を得た事例
保険会社提示額
0万円
最終獲得額
1000万円
ご相談内容
被害者 | 60代男性 |
---|---|
部位 | 肩 |
傷病名 | はく離骨折 |
後遺障害等級 | 12級6号 |
獲得金額 | 1000万円 |
2週間前くらいにバイク事故に遭った。肩を骨折した。歯と皮膚も傷めたので病院に行く。工事現場でアルバイトしていたが仕事は不可能でずっと休んでいる。この先の生活が心配である。
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
後遺障害等級 | なし | 12級 | – |
入通院慰謝料 | 0 | 120 | 120 |
休業損害 | 0 | 60 | 60 |
逸失利益 | 0 | 540 | 540 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 280 | 280 |
合計 | 0 | 1000 | 1000 |
単位:万円 |
相談者の話を聞くと、怪我の程度も大きく相当額の賠償を相手方から受けるべき案件と考えられたので、当事務所はただちに受任して業務を開始しました。
まずは当座の休業損害を内払いさせる交渉をしてこれの支払をさせました。治療が終了した後も痛みがかなり残っており肩の機能障害も認められたので、後遺障害の申請をおこないました。初回の申請では骨折部位の骨癒合が良好に得られていること等を理由に非該当の判断が下されました。
しかし顧問医にスクリーニングを依頼したところ、相談者の肩の骨癒合に不具合があるのでこれを主張すべきとの見解が返ってきました。
そこで当事務所は顧問医に意見書を依頼して作成してもらった上でこれを添付して異議申立をおこないました。
その結果非該当の判断が覆り、可動域制限で12級の認定を獲得しました。担当弁護士はただちに弁護士基準での請求を相手保険会社におこないました。
相談者が高齢であったことから逸失利益の交渉も難航しましたが、担当弁護士は粘り強く交渉して、初回の保険会社提示からの上積みを得ました。
解決内容
慰謝料、逸失利益等で合計1000万円の賠償金を獲得しました。
所感(担当弁護士より)
交通事故事件の損害賠償について、後遺障害が認定されるかどうか、またその等級がどうであるかは金額に大きな影響を与えます。
またこの点について良質なサポートをするためには高度な医学的専門知識が必須です。
そのため当事務所は顧問医と強固な連携を持って後遺障害案件のサポートをおこなっています。
本件は顧問医の連携による意見書が大きな成果を上げて多額の賠償金獲得に繋がった事例です。後遺障害について相談したい方におかれましては、お気軽に当事務所にご相談下さい。