治療中からサポートを開始して後遺障害11級を獲得した上、逸失利益について保険会社の当初の主張を覆して多額の賠償金を獲得した事例

保険会社提示額

0万円

最終獲得額

1240万円

ご相談内容

被害者 60代パート女性
部位 腰部
傷病名 腰椎圧迫骨折
後遺障害等級 11級
獲得金額 1240万円

自動車を運転中、信号を無視して交差点に進入してきた車と衝突し、腰椎を圧迫骨折した。強い痛みが残り、リハビリ中である。しっかりした補償を受けたい。

サポートの流れ

項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級 なし 11級
入通院慰謝料 0 180 180
休業損害 0 200 200
逸失利益 0 480 480
後遺障害慰謝料 0 380 380
合計 0 1240 1240
単位:万円

相談を受けた時点においては、相談者はリハビリ治療中だったので、主治医と綿密に打ち合わせをしながら計画に沿ってリハビリを続けるべきとアドバイスしました。その後症状固定となった段階で、当事務所は詳細な画像所見を添付した後遺障害診断書を作成してもらうよう伝えました。

そして作成された診断書をもとに後遺障害を申請したところ、「脊柱に変形を残すもの」として後遺障害11級が認定されました。その後保険会社に対し、認定された等級をもとに慰謝料と逸失利益等で弁護士基準での請求をしました。

これに対して保険会社は、当初、相当額の慰謝料は認定するものの、相談者のパートにおける減収額が少ないため逸失利益についてはごく少額しか認定できないとの主張をしてきました。

そこで当事務所は、相談者が夫や子供の分の家事をこなしていることを詳細に主張し、家事従事者としての逸失利益を主張しました。主張の際には本件に関連した判例も複数添付しました。

その結果、保険会社の当初の主張を覆させ、500万近くの逸失利益を認定させることに成功し、総額として1200万円以上の賠償金を獲得できることとなりました。

解決内容

慰謝料、逸失利益などで合計1240万円の賠償金を獲得しました。

所感(担当弁護士より)

当事務所は顧問の専門医師を置いており、後遺障害の等級認定において一般の法律事務所に比してより専門的なサポートを提供できる態勢を整えております。また後遺障害においては、認定された後、保険会社が逸失利益の認定について頑強に抵抗してくる場合があります。本件はそのような事案でした。

このような場合、類似の事例で適正な逸失利益を認定している判例を根拠に主張するのが効果的です。当事務所は交通事故事件に特化した判例検索ソフトを備えています。本件はこのソフトを使って判例を抽出し、それをもとに保険会社に主張をして、賠償金の増額に成功した事例です。

代表弁護士 津田岳宏(つだたかひろ)/昭和54年生/京都女子大学付属小学校卒業/東大寺学園中・高等学校卒業/京都大学経済学部卒業/平成19年9月弁護士登録/平成26年6月京都グリーン法律事務所を設立

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