首・頚椎

後遺障害の等級認定について、当初の認定が親子ともに非該当だったものを、弁護士意見書を添付した異議申立により親子ともに等級を獲得して大幅な増額を得た案件

保険会社提示額

120万円

最終獲得額

650万円

ご相談内容

被害者 50代主婦女性、20代会社員男性
部位
傷病名 頸椎捻挫
後遺障害等級 14級
獲得金額 650万円(親子合わせて)

外食を終えたレストランの店舗駐車場で自動車のエンジンをかけようとした時、後ろから追突された。相手側による安全確認ミスでの追突だった。

事故直後は身体はなんともなかったが、時間がたってくると背中に痛みが出て首が動かなくなった。さらに首の痛みも出てきて頭を上げていられない状況となった。

半年間通院しても痛みは治らず、後遺障害の等級申請をしたが該当なしで返ってきた。息子も自分と同様に痛みをうったえているが、息子の分も該当なしだった。相手方保険会社から賠償金の提案が来た。この金額で示談しないといけないのだろうか。

サポートの流れ

項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級 なし 14級
入通院慰謝料 120 200 100
休業損害 0 60 60
逸失利益 0 190 190
後遺障害慰謝料 0 200 200
合計 120 650 530
単位:万円

※上記は親子合わせての金額

当事務所は、相手方保険会社の提案金額は低い旨を相談者に説明し、ただちに後遺障害認定の異議申立の準備に入りました。

相談者の医療記録を取り寄せ、それを顧問医に見せてスクリーニングにかけました。顧問医によれば、親子ともに症状に一貫性があり、画像上も頸椎の前弯に消失所見が見られ頸部痛を示唆する画像所見が認められるとのことでした。

当事務所は、上記顧問医の見解に基づく弁護士意見書を作成し、さらに事故直後から現在に至るまでの症状が一貫している旨を記載した主治医の診断書を取り付けました。

それらを証拠にして異議申立をおこなったところ、当事務所の主張が全面的に認められて親子ともに当初の認定が覆され、後遺障害14級の認定がなされました。それをもとに弁護士基準での相手方保険会社に請求をおこない、結果として大幅な増額を得ました。

解決内容

入通院慰謝料、休業損害、後遺障害慰謝料、逸失利益等を合わせ、親子の合計で650万円の賠償金を獲得しました。親子合わせて約530万円の増額でした。

所感(担当弁護士より)

頸椎捻挫による痛みを原因とする、いわゆるむち打ちの後遺障害申請については、被害者に痛みが残っているにもかかわらず後遺障害等級の該当なしで判断が返ってくるという事例が多くあります。

しかしこのような案件の中には、非該当の判断が不当な場合もあります。

当事務所は顧問医と連携の上、非該当の判断が不当だと考えた場合は、積極的に異議申立をおこないます。後遺障害の等級が認定されると、獲得できる賠償金が大幅に増額されます。とくに本件では、親子ともに当初の該当なしから判断が覆り等級が認定されたので、大幅な増額になった案件です。

代表弁護士 津田岳宏(つだたかひろ)/昭和54年生/京都女子大学付属小学校卒業/東大寺学園中・高等学校卒業/京都大学経済学部卒業/平成19年9月弁護士登録/平成26年6月京都グリーン法律事務所を設立

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