腕・肘・手

事故直後から受任し、後遺障害の申請等をサポートして後遺障害8級8号を獲得し、過失相殺についても交渉して保険会社の当初の主張を変更させて多額の賠償金を獲得した事例

保険会社提示額

0万円

最終獲得額

2360万円

ご相談内容

被害者 40代自営業男性
部位 左腕
傷病名 上腕骨骨折
後遺障害等級 8級8号
獲得金額 2360万円

バイクを運転しているときに、車に轢かれて腕を骨折した。現在入院しており、今後手術する予定である。

弁護士費用特約に入っているので、弁護士を入れてしっかりした賠償を得たい。

サポートの流れ

項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級 なし 8級8号
入通院慰謝料 0 180 180
休業損害 0 350 350
逸失利益 0 1000 1000
後遺障害慰謝料 0 830 830
合計 0 2360 2360
単位:万円

当事務所は、受任した上でまず治療等についてのサポートを開始しました。本件は怪我も大きく後遺障害が残る可能性も多分にあったので、将来の後遺障害の申請に備え主治医のカルテにきちんと症状を書いてもらうように等のアドバイスをしました。

また依頼者は骨折により腕が使えなくなり仕事のできない状況になったので、休業損害の申請も当事務所が代理しました。治療が終わった後は、当事務所のサポートにより後遺障害の申請をしました。申請の結果、偽関節の後遺症が認められて8級8号の認定を受けました。

そして当事務所は、弁護士基準にもとづき、慰謝料や逸失利益を請求しました。示談の交渉においては、慰謝料等の算定とともに、過失相殺が争点となりました。

保険会社は、当初25対75という割合での過失を主張していましたが、当事務所は判例を適示して1-9を主張しました。判例の存在により保険会社も主張を軟化させ、結果として15-85で過失割合で示談することなりました。

解決内容

慰謝料、休業損害、後遺障害の逸失利益等で、合計2360万円の損害賠償金を取得しました。

所感(担当弁護士より)

本件は、事故直後からサポートして8級8号の後遺障害を獲得した案件です。

交通事故事件においては、示談するまでの間であればどのタイミングから弁護士を介入させてもメリットが得られますが、本件のように事故直後からのサポートであれば治療についてもアドバイスすることが可能となります。

また本件は過失割合が争点となりました。保険会社は、ときとして判例理論とは異なる割合での過失相殺を主張してくることがあります。そのような場合、当事務所を判例を示して交渉します。

本件ではそのような交渉が功を奏し、保険会社に当初の主張を撤回させて適切な賠償金の取得に繋がったケースです。

代表弁護士 津田岳宏(つだたかひろ)/昭和54年生/京都女子大学付属小学校卒業/東大寺学園中・高等学校卒業/京都大学経済学部卒業/平成19年9月弁護士登録/平成26年6月京都グリーン法律事務所を設立

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